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お人好し? [くるくるマワル日々]

my母とマッサージに行った。もともと母の知人が通っているお店で、お友達を紹介した人は割引・紹介された人は初回無料というキャンペーンを利用し、母が紹介された人として無料で行ったのが始まりだ。今回、私が母から紹介された人として初回無料のマッサージを受けた。もちろん母は割引料金になる。ちなみに姉は、「えみが行って良さそうだったら、私を紹介してよ」と言っていた。店側としては芋づる式に客を獲得するチャンスだったのだが。詳しい説明を聞くと、どうやらタイ式マッサージがルーツのようだった。
以前、タイに行った時に本場のタイ式マッサージをしてもらった事がある。あまり日本語がわからないタイ人の女性が担当だった。タイ式マッサージは、わりと力技である。足腰や背骨を中心に関節周りをほぐしてくれるのだが、結構痛い。でも少しくらい痛い方が効くのかも・・・と思うと我慢してしまう。タイ人が何度も「イタイデスカ?」と聞いてくれるのに、私はつい「痛くないです」と言ってしまった。いや、一度は「痛い」と言ったような気がするが、二度・三度と「痛い」とは言えない。「こんなに弱くしているのにまだ痛いなんて、どうしていいかワカラナイ・・・」とタイ人が感じてしまったらどうしようと思ってしまうのだ。別に相手はプロのタイ人なのだし、「痛くないか」とわざわざ聞いてくれているのだからハッキリ言ってやれば良いのだが、「タイ人がベストと思っている強さは、私にとってもベストである」と表現してしまうのだ。認知的不協和というやつなのだろうか。一緒に行った友人は旅の疲れが取れ、スッキリしたらしく、翌日もマッサージを頼む事になった。「昨日は痛かったけど、きっと身体がほぐれて、今日は痛くないかもしれない」と思い、私も一緒にお願いした。しかも私達が宿泊しているホテルの部屋まで来てくれるというのだから、気分は一気にマハラジャだった。私も友人も、前日と同じタイ人を指名する事にした。しかし、2日目のマッサージは、1日目よりもさらに痛かった。そして前日と同様、私は愛想笑いを浮かべて痛みに耐え続け、友人は熟睡していた。
そんな旅先の思い出がよぎりつつ、今日、またタイ式のマッサージをうけた。本場ほど痛みはなかったものの、特に気持ちが良いというわけではなかった。ただ、いい匂いのタオルとか、オイルとか、どこからか聞こえる流水音のおかげでリラックスできたかな、という程度だった。「痛い方が効く気がする」というのは、やはり思い込みだろうか。そう感じているのに、なお次回の予約まで入れてしまう私は一体何なのだろうか。お人好し?
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